たたきつけるような大粒の雨に見舞われ、人工芝のピッチは水浸しになっていた。それでも、水しぶきをあげながら、全力で駆けていく。新型コロナウイルスの影響で2カ月半活動を休止していた天理大ラグビー部が6月11日、奈良県天理市のグラウンドで全体練習を再開させた。一時は視界を遮るほどの激しい雨にも、トンガ出身の4年生CTBシオサイア・フィフィタ(21)は「悪い天気でもみんなで楽しくやれたのがうれしい」と声を弾ませた。【撮影・長宗拓弥、写真は須賀川理、藤井達也、和田大典、宮武祐希】2020年7月9日公開
シオサイア,フィフィタ
|